仕事をこなせることは仕事ができるではない。
昨日久しぶりに親友と電話をした。
大学院を卒業し、
今年度から新社会人となった親友。
研修が終わり、配属先で働き始めて3週間。
その友人がこう言った。
「先輩方は、私が知らない専門用語を使って
難しい話をされる。私がまだ分からないよう
な内容の仕事をこなされる。すごいと思う。
でも、私がする簡単な質問に答えられない人
が多い。するべきことを分かっていても、そ
の意味を理解していない。私は後輩に質問さ
れて答えられない先輩にはなりたくない。」
今私が大切だと思っていたことそのままだった。
私が今やっているミスをなくす作業の
最終目標はまさに
その意味を理解することである。
私の職場は仕事ができる人が多く
最初から自然と意味を理解するやり方を
分かっているような人ばかりだ。
だから私は自分の間違いに気付くことができた。
しかし、世間には
そうじゃなくてもやっていける職場がある。
気付かなくても仕事をこなせている状況。
私はまだ仕事は出来ない。
こなすことも全体から考えると
きっと5割くらいだ。
でも、幸いなことに気付けている。
親友とお互い頑張ろうと
言葉を交わし電話を切った。