落ちこぼれの私が仕事が出来るようになるまで 〜2nd season〜

社会人もうすぐ4年目 普通の人より不器用

理解されないこと

出来る人は出来ない人のことがわからない。


例えば、右手を上げることはきっとほとんど誰でもできることだろう。

でも、これが出来ない。当たり前のことがなぜかできない。これが持ち合わせた凸凹なのだ。


出来る人から見れば、意味が分からないからいらいらする。


そして、


分からなければ聞けばいいのに。


出来ないなら言えばいいのに。


こう言う。



それがそもそも違う。


上の例の場合、出来ないことがはっきりしている。しかし、実際は具体化出来ないことが多いのではなかろうか?

場面にもよるし、全く出来ない訳でもない。これを上手く表現するのは難しい。


分からないところが、上手く言葉にできないから聞けない。



加えて、出来ないと言える人は、そう言いながらもある程度はできる人である。

そのような人達が言っていることは、頑張れば出来ることだと思われていることが多い。一般的にできると思われている物事に対して、自分には無理だと感じたとき、気安く言葉にできない。なぜなら、周りの人に理解されないことだから。


よく、職場の人に打ち明けて理解をしてもらうという解決策を目にする。

しかし、実際はそれ自体もとても難しく、打ち明けたところで理解を得れないこともあるのではないか。


そんなことを思った。